高野山で宿坊体験!
大阪府池田市で土地から探す家づくりをしている工務店マイスターホームの前田です。
高野山1万人ご招待キャンペーンで当選し(9月に応募の際のブログあります)たくさんの特典をいただいたので 「世界遺産 高野山観光&宿坊体験」をしてきました。
高野山の紅葉は1ヶ月ほど早く、11月下旬~12月初めがピークということで少々出遅れましたが、一部のもみじは葉が落ちてはいたものの十分素晴らしい紅葉を楽しむことができました。
なんばから南海高野線で「橋本駅」乗り換えで「極楽寺駅」ケーブルに乗り換えて「高野山駅」へ到着。
バスで「千手院橋」(高野山の中心)で降り、宿坊協会の案内所で対象の宿坊や飲食店、お土産で利用できる「聖地高野山応援プレミアムチケット」を入手しました。5,000円分を2,000円で販売しています。(2021年3月31日まで。一人一冊まで)3,000円もお得!
高野山の町は山に囲まれた盆地で東西約3㎞、南北約2㎞ほどで徒歩でも移動できます。
金剛峯寺→壇上伽藍→霊宝館と見て
本日の宿坊 恵光院へ。
それぞれの宿坊では宿泊者が宗教行事やいろいろな体験ができるような用意もしてくれています。高野山には117のお寺があって、そのうち52が宿坊寺院だそうです。そんなに多いのですね。
宿坊の客室はお寺らしい伝統的で落ち着いた雰囲気のある和室です。日常生活を離れてゆっくりする空間。部屋はふすまで区切られ、入り口もふすま。上の欄間のところは透かしがあるのでお隣の声が聞こえるのでは?と思います。写経などして静かに過ごすのだから余計な心配ですか。トイレや浴室は部屋の外にあります。女性は心配ではないか?と思いますが、意外に女性の一人旅が多かったです。
リフォームされたキレイな最新の浴室とタンクレストイレがある洗面所付きでドアもある、旅館と変わらない宿坊という感じではない部屋もあります。
恵光院では16:30~阿字観瞑想体験があります。大日如来の『阿』を感じながら瞑想します。胡坐で座り、視線は掛け軸の『阿』か目を半開きで鼻先を見つめるか・・・慣れないのでつい目を閉じてしまいます。阿字観瞑想のほんの一部の体験だそうです。
それが終わって部屋に戻ると17:30~夕食。お坊さんが精進料理のお膳を部屋へ運んでくれます。
野菜ばかりで味気ない精進料理を想像していたのですが、確かに肉や魚はないもののバリエーションに富んでいて色あい良く味もしっかり目。煮物はかなり甘め。楽しみにしていた高野山名物生のゴマ豆腐には醤油がたっぷりでした(笑)美味しくいただきお腹いっぱいになりました。(基本の二膳を予約しましたが、お膳3つもあります)
びっくりしたのは、追加で飲み物が注文できること。ビールや日本酒があります。修行に来たのに飲めるんだ~! 遠慮なくいただきます(笑)
お部屋食はくつろげますね。
そして、夕食が終わるとお坊さんがお膳を片付け、入れ替わりに他のお坊さんがすごいスピードで布団を敷いてくれます。
旅館みたいなサービス。すべてがお坊さんにとっては修行の一部なのだそうです。
20歳代に見える若いお坊さんが多く、
運びながら「どこからお越しですか?」と気軽にコミュニケーション。話も弾んで親近感が湧きます。サービス精神も修行のうち?
19:00~はこのお寺が集合場所の「奥の院ナイトツアー」2,500円を予約していました。奥の院の入り口は近いですが、終点の弘法大師が今もそこで世界平和と人々の幸せを祈り瞑想していると信じられている真言宗最高の聖地、「御廟」まで約2㎞の参道をお坊さんの案内で、興味深いお話を聞きながら向かいます。天にまっすぐ伸びる大きな杉の木が並んだ左右墓地の参道で明かりは灯篭と案内のお坊さんの懐中電灯のみ。
途中、供養塔の意味を教えてもらったり、つまずくと3年以内に命を落とすと言われている階段があって緊張しながら歩いたり、
有名な戦国武将の供養塔や、
企業の供養塔もあり、ヤクルトは飲料型の墓石、UCCはコーヒーカップ、福助はキャラクターの墓石、新明和工業は大きいロケットなど。。。
奥の院の参道は新旧バラエティに富んでいます。
ナイトツアーは泊まる日に参加して、翌朝また奥の院に行ってみると全く違う雰囲気にちょっと知識がプラスされておすすめです。
翌朝は6:30~朝の勤行、7:00~護摩祈祷。これは毘沙門天の前でお坊さんがお経をあげながら、宿泊者が前日護摩木に願い事を書いたものを燃やして、ご利益があるように代わりに拝んでくださるものです。おつとめのお経とは違ってかなり迫力あるお経でした。
その後7:30~朝食。朝から活動していたので、おいしくいただきました。
その後、昨日できなかったので部屋で写経。希望者には台と写経の和紙と筆ペンを貸してくれます。お手本をなぞるのですが、初めての写経は途中から目が痛くなり手に力が入らなくなりました。自らを見つめなおすことはまだできません。でもよい体験でした。最後に願い事と住所、氏名、日付を書いてお寺に納めて供養していただきます。
チェックアウトの後、昼間の奥の院へ。
夕食と朝食で精進料理をいただきましたが、ランチも高野山ではやはり精進料理でしょ!ということで、町の中央、普賢院前の「中央食堂さんぼう」で最後の精進料理。コロナ対策でテーブルを所々使わないので店内には限られた人数しか入れません。前に20人くらいいて1時間も並び、体も冷えて疲れましたがとても美味しくて大満足。特に揚げたての衣が薄い天ぷらとお店の手作り生胡麻豆腐が絶品でした。胡麻がたっぷり入ったおからもレシピが欲しいくらい味付けが良かったです。日帰りの方も気軽に精進料理を食べられ、おいしいのでおすすめのお店です。
お土産には生の胡麻豆腐。パックのものとは段違いの柔らかさと滑らかさと胡麻の香りです。食べ比べをするため「角濱」と「濱田屋」の2軒で買いました。生なので要保冷バックです。(お店でも売っていますが) 何分生なので賞味期限が当日と2日後。帰ってから偶然家族が不在で、私は毎食胡麻豆腐を食べ続けることになりました(笑)どちらも美味しいので人それぞれの好みですが、私は恵光院の夕食にも出てきた「角濱」の胡麻豆腐に1票!
高野山は、心が洗われると言うのでしょうか、とても素敵な場所です。
弘法大師のご利益も期待して、、、とても良い旅行ができました。
これから宿泊予定の方は
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